あてゅ・わぁくす / 2007R18
ここにひとつの学園があります。広大な敷地を誇り。数多の施設を持ち。強固な外壁によって、閉鎖された空間。一部の人々を除いて、覗くことすら適わぬ極秘の学園。それが、私立鳳翼学園。 ここ、鳳翼学園は、上流階級に生まれた、御子息・お嬢様もしくは、従者を目指す、執事・メイド候補生双方のエキスパートを育成する学園なのです。
そして、鳳翼学園には生徒の間で実しやかに伝わるひとつの伝統がありました。学園の森にそびえ立つ、時を知らせる時計台。その大きな鐘の元で誓う主と従者、その二人の絆は、永遠のものである―と。 当学園に入学した新入生の皆様。遥か永久に続く、絆を結ぶため―
「鍛えよ、肉体!得よ、知識!立派なえぐぜくてぃぶとして―」
――が、学園長っ!コ、コホンっ!え、えーっと、そのー…皆さん、頑張りましょう!鐘の元で、憧れのあの方に誓いを立てるその日を、夢見て…。
「この物語は、執事とメイドとご主人様が織り成す、青春ラブコメであぁぁるっ!」