蛇ノ道ハ蛇ソフト / 2006R18
ギャラクシーフォース(銀河警察・通称GF)の捜査官・レンは世界を自分の望み通りに 作り変えるといわれる「始まりの書」を回収するために地球へと降り立つ。 しかし、「始まりの書」は一番初めに触れた主人公・椿山武治たちの手により力を解放されたあとだった。
願いを具現化する「始まりの書」の力により、オタク趣味の武治は 憧れのヒーローに変身できる能力を手に入れた。 しかし同時に「始まりの書」は星間犯罪者の手に渡ってしまい 「お約束」「ベタ」「萌え」という要素が日本から徐々に消えていった。 これは「始まりの書」がオタク趣味の武治の知識を取り入れた結果、 地球征服がゆがんだ形となって現れたものだった。
「萌え」や「お約束」が存在しない世界など、オタクに生まれてきた意味がない。 「お約束」が存在しない今の日本には、お話の中にさえヒーローがいない。 悪を倒す正義の味方が、現実にも架空の世界にも存在しないのだ。
…このままではいけない!!
……ならば、この俺がヒーローになってやる! 悪を倒し、自分たちの手に「萌え」と「お約束」を取り戻す日まで。いまここに、 オタク文化を守る究極のヒーローが誕生した! しかし、戦いに駆けつけた主人公は、そこでバトルスーツに身を包む、 クラスメイトの女の子を見つけてしまう! 学園理事長の娘で、オタクが死ぬほど嫌いな七星春日が、なぜこんなところで?