ShapeCreated with Sketch.
ホーム
ShapeCreated with Sketch.
検索
PathCreated with Sketch.
マイリスト
ShapeCreated with Sketch.
設定
OOParts
Princess-Style

Princess-Style

Meteor / 2012R18

『国立大楠学院』に転校することになった園部円は転校初日、 新たな住まいとなる寮へ向かう途中、円は豪奢な学院の中庭で、一人の少女と出会う。

まるで、絵本から飛び出してきたお姫様のような少女。 見惚れていると、少女は突如目を覚まし、深く蒼い双眸で円を見つめ、 そして一瞬の後、つんざくような悲鳴。

驚いた円はとりあえず逃げた。 円は、息も絶えだえになりながら、なんとか男子寮へと辿り着く。 が、自室のドアを開くと、そこにはさっき出会ったばかりの異国の少女がいた。

オルフィーナ・フォン・ルーヴェンス――。 北欧の小国・ルーヴェンス王国から留学してきた正真正銘のお姫様だった。

大使館住まいを嫌い、従者のカノンとともに、こっそりと寮の空き部屋を仮住まいとしていたのだ。 とはいえ、今日からここは円の部屋。 不法侵入は許すまじと、抵抗を試みるも、最後は根負けして部屋の一部(大部分)を占領されてしまう。 こうして、高貴なお姫様との奇妙な同居生活が始まった。

ノーブル学園での様々な文化の違いに苦心しながらも日々を過ごす円。 そんな折、上流階級の人間たちが集まる組織、『麗人会』が存在することを知る。 彼らはオルフィーナを会に招聘しようとした。 しかし、オルフィーナはけんもほろろに入会を断ってしまう。

すったもんだの後、円は『社交部』を立ち上げ、『麗人会』に対抗すべく、 学園祭で社交会を開くことになってしまう。 どちらがより多く、支持を集めることができるのか。

個性的なお嬢様たちに囲まれ、ときに翻弄されながらも、 社交会を成功させるべく、円は死に物狂いで奮闘する――。

© Meteor / EOCS : 0005094F