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鳥籠 -TORIKAGO-

鳥籠 -TORIKAGO-

アクトレス / 2004R18

死に際の母に、自分の父が、ある砂漠の町で『バットラの旦那様』と呼ばれる権力者‘ダンダ・バットラ’であることを告げられた主人公は、彼に会うためにその町を訪れた。 ダンダに会い、自分の息子であることを認められた主人公は、彼の屋敷の一部屋に住むこととなる。

義理の妹となる生意気な‘シャストラ’と純真な‘シャクナ’。 そしてダンダの若く、美しい妻‘ヴィマーナ’。 おっちょこちょいなメイドの‘ナムチ’。 ダンダを取り巻く美しい彼女達からの歓迎(?)を受け、豪勢な館での新しい生活が始まる。

だが、彼に割り当てられた部屋は、使用人が使う粗末な部屋。 父の真意を確かめようと、ダンダの部屋へと訪れようとした主人公は、巨大な鳥籠の前で悩ましげな──そして、 例えようもないほど美しい声を耳にする。 程なくして鳥籠から現れた父ダンダは、主人公にその声の主を紹介する。 彼女の名は‘マーリシャ’。 巨大な鳥籠に囚われ、父ダンダが‘最も大切な宝物’と呼び、夜な夜な父の凌●を受けているのが、彼女だった。

そして、主人公は父ダンダから、少女の世話をするよう命じられる。 食事の世話、散歩、そして入浴の面倒を見るようになるが、ダンダとの情事の時以外には、全く声を発しようとしない彼女に、主人公は疑問を覚える。 何故、声を発さないのか。 どうして、鳥籠に囚われているのか。 そもそも、彼女は何者なのか─? 屋敷に住む女性達との交流を深めるうちに、マーリシャに秘められた謎を少しずつ解き明かし─

そして、館は宴を迎える─

© 2004 ACTRESS inc. / EOCS : 17656F