主人公は静楓学院の物理学教師、”香山　克之”(名前変更可）、２５歳、独身。 それなりの顔と行動で、学生達に人気があると（自分では）思っていた。

ある日、理事長室に呼ばれ、急な転勤が決まる。 前から希望を出していた大学に戻っての研究が認められたのだ。

その後、廊下を歩いている時に中庭で女子学生達が会話しているのを偶然聞いてしまう。 その話の内容は、 「先生ってさ、ちょっとおだてて誉めたら点数上げてくれちゃってさ。ちょろいもんよ」 「あの先生、この前あたしが着替えをしていた時に急にドア開けるんだよ。やらしー」 「調理実習で作ったクッキー、砂糖と塩間違えてたのにうまそうに喰ってるしさ。味オンチじゃないの？」 などという聞くに耐えないものだった。

物陰から覗いてみると、見知った４人の女子学生達が話していた。 あいつら可愛い顔をして、内心じゃそんなことを考えていたのか！ 主人公は、内心ムッとしながらその場を離れた。

その後、その４人グループが転勤が決まったことのお別れパーティを開いてくれると言う。 なんだかんだ言ってても、可愛いところがあるじゃないか。 機嫌を直した主人公は、アパートで開いたパーティでどんちゃん騒ぎをしたあと、酔いつぶれて 眠ってしまう。

翌朝、二日酔いで痛む頭を抱えながら学校に行くと、授業中の学生たちの態度がどうもおかしい。 放課後、主人公が教室にいくと、床の上にポラロイド写真に撮られた主人公の恥ずかしい写真が落ちていた。 （”短小包茎”とか”２５歳童貞”とか酷い言葉が書きこまれている）

あいつら、俺のことを笑いやがって！主人公の怒りが頂点に達した。

一週間後には、どうせこの学園からはおさらばなんだ。 あの小悪魔達をとことん懲らしめてやる！