ShapeCreated with Sketch.
ホーム
ShapeCreated with Sketch.
検索
PathCreated with Sketch.
マイリスト
ShapeCreated with Sketch.
設定
OOParts
なついろ ~星降る湖畔の夏休み~

なついろ ~星降る湖畔の夏休み~

アクトレス / 2003R18

父の死後、久しぶりに生まれ故郷を訪れた直毅。

父が所有している別荘に着き、まずは母の墓参りをと思い裏庭へ行くと女性の後姿を見かける。
そして母の墓には野の花がひっそりと供えられていた。直毅はそれに後姿の女性と亡くなった母を連想する。
母の墓参りを済ませた後玄関に回ると、先程見かけた後姿の女性が掃除をしていた。近づいていき挨拶すると、過労で倒れてしまった母の代わりに別荘を管理しているのだという。 彼女の名前は「入江茉莉」。 茉莉に別荘内部を案内してもらい、父が使っていたと言う寝室に荷物を置くと、成長期(笑)の男性が食べる量がわからないので買い物に付き合って欲しいと言う茉莉に付き合い、村まで買出しに行く。 帰りに甘味処を見つけた直毅が休憩を提案し、一緒に入ろうと甘味処の目の前まで来ると先客の少女から「おにいちゃん」との呼び声が。 少女は「倉茂真衣佳」父親の親友だった男の娘だ。真衣佳の話によると自分と真衣佳は許婚であるらしい。しかも彼女は直毅の別荘に一緒に泊まる予定だと言ってきた。困惑する直毅に茉莉の後押しもあり、一緒に滞在することに。
甘味処でのすったもんだがあったにしては穏やかな夕食が終わり、居間で寛いでいると、屋外に設置してある食糧備蓄庫から怪しい物音が聞こえる。 泥棒かと思い直毅を先頭にして三人で備蓄庫へ向かうと怪しい影が。勇気を奮って直毅が向けたライトには乾パンを貪り食う少女の姿が映し出される。 乾パン少女の名前は「室星朱音」夏休みを利用して自分が生まれた村を訪れるため張り切って一人旅を敢行したはいいが、慣れない山道で迷い遭難しかけたときに別荘の明かりが見えたので、それを頼りにここへ辿り着き、お腹がすいてたのでつい食べてしまったのだとのこと。
夜も遅いので仕方なく一晩泊めてやることにした直毅だった。

次の日。 身体を揺さぶられる感覚で目が覚めると、そこには見知らぬ少女のドアップが。 慌てて飛び起きた直毅が誰何すると少女は「モモ」と名乗る。 茉莉の妹だと言う「モモ」の真偽を確かめるため、慌てて台所で朝食の支度をしている茉莉に問いただすと、少女の名前がわかる。 少女の名前は「桜庭李」。近所に住む若夫婦の一人娘だ。茉莉に良く懐き、しょっちゅうここに遊びに来るらしい。正体がばれた後も悪びれる様子もなくちゃっかり朝食を一緒に食べて行く李なのであった。 民宿に泊まる朱音と散歩に出かける真衣佳が揃って別送を出て行き、続いて茉莉と李が部屋の掃除と称して出かけると何もすることがなくなった直毅は自分もどこかに出かけることにした。

© 2003,2011 Digital-supplement/ACTRESS inc. / EOCS : 17010F